プレコンセプションケアは、女性一人の体づくりだけの話ではありません。ここでは、パートナーと一緒にできることと、知っておいてほしい時間の話をお伝えします。
パートナーと一緒にできること
男性側も、規則正しい生活・よく眠ること・ストレスをためすぎないことが大事だと言われています。交代勤務をしている方は精子の数や濃度、形に影響がみられるという報告や、睡眠時間が6時間を切ると精子の運動率が下がり、7〜8時間がもっとも良好という報告があります。
仕事の都合で夜勤を変えられないこともあると思います。それでも、「できるところだけ」でかまいません。ふたりで一緒に生活を整えるほうが、続きます。
知っておいてほしい、時間のこと
妊娠に適した時期は、思っているより短いのです。
日本生殖医学会は、妊娠する力は20代前半をピークにゆるやかに下がり、35歳を過ぎるとその下がり方が速くなり、40歳を過ぎると急激に下がると報告しています。40代での出産がニュースになることもありますが、それは「よくあること」ではなく、めずらしいから記事になるのだと思ってください。
もうひとつ。避妊について学ぶ機会は増えましたが、そのぶん**「避妊をやめれば、すぐに妊娠できる」と思っている方が少なくありません**。実際にはそうとは限りません。
——ただし、これは「早く産みなさい」という話ではありません。
仕事のこと、パートナーのこと、お金のこと、体のこと。人にはそれぞれの時間があります。すでに35歳を過ぎている方も、思うようにいかない時間を過ごしている方も、その選択や状況を、責められる理由はどこにもありません。
わたしがお伝えしたいのは、知らないまま時間が過ぎてしまうのが惜しい、ということだけです。知っていれば、選べます。それだけのことです。
体を冷やさない・早く寝るなど、今日から始められることはこちらの記事にまとめています。



