「そろそろ子どもがほしい」と思ったとき、何から始めればいいのか——意外と分からないものだと思います。妊娠前から体と生活を整えておく考え方をプレコンセプションケアと呼びます。難しそうな名前ですが、やることは大げさではありません。助産師として「まずここから」と思う4つを、順番にお伝えします。
まずは、この2つから
今日からできて、変化に気づきやすいのはこの2つです。
- 体を冷やさない——足元を温める、湯船に浸かる、冷たい飲みものを少し控える
- 早く寝る——できれば22時を目指してみてください
冷えについては妊娠中の冷えの記事に、体を動かすことについては体力づくりの記事にまとめています。
妊娠前にやっておきたい4つのこと
1. 葉酸を飲みはじめる
神経管閉鎖障害のリスクを下げるため、妊娠の1か月以上前から、1日400μgの葉酸をとることがすすめられています。妊娠が分かるのは早くても4〜5週ごろ、分かってからでは間に合いません。わたしは2か月前からと伝えています。
2. 風疹の抗体を確認する
妊娠初期にかかると赤ちゃんに重い影響(白内障・難聴・心臓の病気など)が出ることがあり、治療法がありません。妊娠中はワクチンを打てないので、打つなら妊娠前。抗体は血液検査で分かり、接種後は約2か月の避妊が必要です。
3. 歯科の定期検診に行く
つわりで歯磨きがつらくなったり、歯ぐきが腫れやすくなったりします。定期検診に通う習慣を妊娠前からつけておくと慌てません。
4. 体を整えておく
冷え、体力、睡眠、食事。どれも妊娠してから急に整えるのは大変です。妊娠前の時間は、そのための助走だと思ってもらえたらと思います。
葉酸と風疹の抗体だけは、妊娠が分かってからでは間に合わないものです。ここだけ少し早めに。パートナーとできることや年齢の話はこちらの記事にまとめています。



