つわりの見通しと病院に行く目安はこちらの記事にまとめています。ここでは、少しでも楽に過ごす工夫と、まわりの人に知っておいてほしいことをお伝えします。
少しでも楽に過ごすための工夫
「効く方法」ではなく「そうしている方が多い工夫」として。
- 冷ましてから食べる——湯気と匂いが吐き気を呼ぶことがあります
- 少しずつ、回数を分けて——ひと口ずつで十分です
- 起きた直後をねらう——朝いちばんは吐き気が軽い方が多いです
- 食べられるものだけでいい——おかゆ、梅干し、果物、氷。栄養バランスは考えなくて大丈夫です
- 人に頼む——買い物や料理は代わってもらえるなら遠慮なく
この時期は、食べることを目標にしなくて大丈夫です。 見るのは食事ではなく、水が飲めているかどうか。それだけで十分です。
つわりは、吐き気だけではありません
わたし自身は吐き気の強いつわりはありませんでしたが、とにかくぐったりする、疲れる——これがつらかったです。仕事中は張りつめてなんとかもつのに、家に帰って気がゆるんだ瞬間、どっと疲れが出てそのままごろん。そんな日が続きました。「吐いていないから、たいしたことない」ではありません。だるさや眠気だけのつわりも、立派なつわりです。
まわりの人に、知っておいてほしいこと
正直に書きます。わたしは吐きづわりを経験していないので、その苦しさそのものは分かりません。 分かったふりはしないでおきます。
そのうえで助産師として見てきた範囲でお伝えすると——「食べられるものを食べればいいよ」という言葉は、かけられた側がつらくなることがあります。食べられるものが何もない人には届きませんし、「工夫が足りないだけ」と言われたように聞こえてしまうこともあるからです。
代わりに、こんなふうに言ってもらえたらと思います。
- 「今は食べられなくても大丈夫。水が飲めていれば、それでいい」
- 「いつまでも続かないよ。12週を過ぎたら、たいてい楽になるから」
- 「買い物、代わりに行ってくるね」
言葉よりも、家事をひとつ引き受けるほうが、たぶん助かります。
食べられなくてもいい。横になっていてもいい。病院に行く目安はこちらの記事に。我慢の量で受診を決めなくて大丈夫です。



