SIDSを防ぐための3つの基本(仰向け・母乳・禁煙)はこちらの記事にまとめています。ここでは、保温や寝具の工夫と、うつぶせ寝の話をお伝えします。
温めすぎないための工夫
こども家庭庁は**「体を温めすぎないこと」をSIDS対策のポイントとして挙げています。布団や服で暖めるより、部屋の温度・湿度を調整するほうが、SIDSの発生が少ないという報告もあります。「温めすぎない」は「冷やす」という意味ではなく、気をつけたいのは重ね着のしすぎや厚い掛け物など行きすぎた保温**のほうです。
スリーパー・おくるみのこと
近年は**「掛け布団を使わず、スリーパー(着る毛布のようなもの)で調整する」**という指導も広がっています。掛け布団は寝ている間にずれて顔にかかると窒息につながるおそれがあるため、避けたい寝具のひとつです。
正直に言うと、わたしの子育て時代にもスリーパーはありましたが、実際にはあまり使わずに過ごしていました。「必須というわけではないのかも」と思う気持ちも正直あります。ただ、「掛け布団を避ける」「温めすぎない」という中身そのものは、根拠のある大事なポイントです。スリーパーはそのための手段のひとつとしてお伝えしています。
寝返り前の赤ちゃんを布でくるむ「おくるみ」は、脚をまっすぐ伸ばした状態で強く巻くと股関節に負担がかかることが指摘されています。使う場合は、脚が自然に曲げられる余裕を持たせてください。
寝返り後のうつぶせ寝
寝返りができるようになった時期のうつぶせ寝については、赤ちゃん自身が自分で寝返りをして、また自分で仰向けに戻れるようになっていれば、夜中に何度も見に行って直す必要はないとされています。心配なときは、次の健診で相談してみてください。
昼夜のリズムと添い乳のことはこちらの記事にまとめています。




